2020年1次合格し、2020年の2次はC判定。1年独学で勉強続けてます。

中心教材は、過去問、ふぞろい、TBCテキストと動画です。

今日は、令和2年事例Ⅰを解いてみました。私の解答です。

 【第1問】(設問1)

既存事業とのシナジー、インバウンド前兆の市場環境を追い風とした売上と収益の増加。地元の造り酒屋を活かし顧客を集客することによる地域への貢献、金融機関や地元有力者との関係を強化した事業強化を描いた。

(98文字)

     (設問2)

①伝統の酒造りの技術をA社の社員にも受け継がせる共に酒造事業として拡大する。②200年続く文化をA社に引継ぎ買収をスムーズに進めるため。③地元の雇用を維持し社員のモチベーションを維持するため。

(95文字)

:解説

 ・設問1と説問2が繋がること

 ・A社長祖父の視点

 ・経営ビジョンのため業績効果と地域貢献

  この3点に着目して解答を構築しました。

  設問1:●既存事業シナジー+市場環境 ⇒ 買収効果

      ●集客効果、地元連携 ⇒ 地域貢献

      この2点を骨格に、

     ・得点要素フレーズ「インバウンド」「シナジー」「業績拡大」「地域貢献」

     ・「発信力の高まり」「地域経済の活性化」「A社長の育成」なども得点要素あると解答後思いました。

  設問2:事業の継承+従業員の必要性+買収をスムーズに進める

      ⇒モチベーション向上、地域貢献、業績拡大

      に繋げるイメージですが、全然文章がでたらめになりました。

     ・得点要素フレーズ「引き継ぐ」「売上拡大」「買収スムーズに進める」「モチベーション」

      希望的観測ですが。。。

      ③地元の雇用を維持し社員のモチベーションを維持するため。

      この文章に全く因果がありません。モチベーションは必要と感じてもらうということの要素にすべき

      でしたが、そこまで頭が回りませんでした。

【第2問】

事務作業、商売を把握しているベテランと2年間共に働くことで、暗黙知の作業を標準化し、形式知化して共有できるよう整理した。全社員で共有化し教育を行い活用できるようシステム化を進めた。

(90文字)

:解説 

 ●引継ぎによる暗黙知の形式知化と共有化

 ●活用できるレベルへ教育する

 という視点で構築しました。

  「共に働き経験、知識を受け継ぐ」という記載をseciの法則イメージしました。

  手順を与件文に合わせて記載しました。

  ・得点フレーズ「暗黙知」「標準化」「形式知化して共有」「教育」

  ・「データベース化」がという重要フレーズが抜けてました。

【第3問】

直販方式の導入により新規顧客を開拓する営業力、ニーズを収集し適した提案を行うコミュニケーション能力と提案力。自社製品を習得する知識と社内の技術者を巻き込んで共同で営業する人間力を求めた。

(93文字)

:解説

 ・与件文には明確な記載がないので、迷いました。

  新規顧客開拓視点でそこに必要な一般的営業力を盛り込んで

  組み立てました。

  新規顧客開拓 ⇒ 営業力向上 → ニーズ収集する → 提案力

                 → コミュニケーション(内外)→ 新製品化 

  ※社内人材巻き込んだ新製品化が頭にありながら、まとめれませんでした。

 ・得点フレーズ「新規顧客開拓」「ニーズ収集」「提案」「コミュニケーション」「社内技術者巻き込む」

【第4問】

グループ事業が多岐に広がるため、事業間の公平を図り、透明性ある評価制度導入し経験や勘ではなく根拠ある制度にして報酬に反映する。若手や外国人、非正規を積極的に登用できる制度でモチベーション向上図る。

(98文字)

:解説

 ・採用、配置、報酬、育成、評価の視点。

 ・グループ全体のため多様な人材とグループ間の公平性と、

  かつての前近代的な要素からの改善。

 この2点中心に組み立てました。

 ・得点フレーズ「事業間の公平」「透明性ある評価制度」「経験や勘ではなく」「報酬」「非正規の登用」

         「モチベーション」

 ・「権限移譲」「配置」の視点もうまく記載できればよかったと思います。

60点は取れてると判断しているのですが、如何でしょう。

2020年に試験会場で受けたのですが、その時はこんな解答ではなく、もっと抽象的で因果もないようなものでした。

少しは具体的で因果踏んで結論まで結び付けていると思います。

次回令和2年事例Ⅱについて報告します。

  

 


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