【第1問】
a)鏡面仕上、表面品質にこだわり溶接技術、研磨技術高い。設計、製作、据付、工事の対応。(40文字)
b)手作業工程のチームに技術力の差がある。作業スペース確保が不十分。(32文字)
(感想)文字数制限ありまとめることが難しい。
強みも弱みもいくつか候補があり、何を抽出すれば高得点に結びつくかの判断に時間がかかりました。
強み:設計技術者、 弱み:工程、納期に関わること
強みは、【C社概要】から抜き取ることで問題ないと思います。
弱みは、【業務プロセス】と【生産の現状】から抜き取るため多少時間取られました。
配点もそこそこあるので、慎重に解きました。
【第2問】
設問1)a)契約・図面作成、顧客承認までの製作前プロセスに変更など顧客やり取りが多く発生し製作期間が
十分に確保できない。(54文字)
b)業務プロセスの見直し行い、製作前から技術部門同席し、変更要請への即時対応、イメージ共有を
早い段階で行い改善する。(56文字)
(感想)問題点は明確です。
a)は1択だったと思います。文章としてどうまとめるか、b)に絡めやすくするための文章構成どうするか
という観点で作成しました。
b)は類推を行うしかないですね。やり取り、変更が多いので共有することを念頭において何するかと
考えました。文章の締を「納期短縮に繋げる」にすれば効果が明確になるため、伝わり易かったです。
設問2)a)作業工程の作業チームの技術力の差、工程順序、工数見積の標準化未確立。物の移動による不稼働
や打合せの不在が発生。(58文字)
b)OJTによるレベル向上、作業や行程・見積などの標準化進めマニュアル化する。作業場の5Sを行い
移動時間削減する。(55文字)
(感想)ここもある程度明確なので、うまくまとめてaとbの繋げることだけです。
文章力と効果まで記載できればよいかと。
【第3問】
引き合い、商談進捗、顧客要求、納期情報、加工難易度、作業チームの稼働状況、製造進捗などの情報を一元管理
し、全社で共有化することを盛り込む。過去の案件情報やCADの設計データもDB化し流用できるようにする。作業
効率化し納期遅延解消する。(117文字)
(感想)多面的な盛り込みを意識しましたが、単語並べるだけとなりました。効果的な取組は一元管理と共有、
DB化となってしまい薄い内容です。生産統制、営業面の視点がもう一押し必要と感じます。
納期遅延→生産効率化 にとらわれすぎました。
【第4問】
複雑な曲線形状や製作図の理解力、加工技術力高めるため育成、OJTを行い全社的な対応力を高める。大型化に
対応できるよう工場の拡張を行い作業スペースを確保し効率的な体制を構築する。製品付加価値高め受注拡大を
図る。(104文字)
(感想)多面的な視点です。これがポイントと思います。
効果的な施策を取り、効果を生む。この流れです。では効果的な施策とは?充実・拡大に繋がるか。
そういうこと考えるとまとまりにくいです。
色々書いたつもりですが、営業視点が抜けたと思います。
作業スペース確保の拡張は迷いました。中小企業の投資は障壁高いと思ったためです。。。
与件文からニーズがあることに対して、効果生まれるのであれば対応すべきと思い記載しました。
OJTは第2問の設問2で記載したので再度記載することに躊躇しましたが、技術向上には不可欠と判断し
記載しました。
次回は、令和元年事例Ⅰについて投稿します。
0件のコメント